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多部未華子❤(さっぽ君)~I'm happy just to see Mikako's big smiles.
多部ちゃんが笑ってるだけで幸せ。そんな応援ブログです。
短編?小説  チェンジ ザ ワールド 6
 【前回までの おはなし】

60歳の誕生日に 娘の華香と 大阪難波に旅行にきた 多部未華子。

兄は ミュージカルの影響を受け 芸能界に入り

いまや 有名俳優となっているが  未華子の方は

いたって平凡な少女時代を過ごし 女子大へ進学。


26歳で 女子大で知り合った助教授と結婚し 主婦となる。

28歳の時には 長女 華香(はなか)を授かり

30歳で 次女 華子(かこ)を 産み2児の母親に。


そんな旅行中に ある男が 目の前に現れ 不思議な話を繰り広げる。

「あなたは 前の人生では 多部未華子という女優でした。」 と。

そして 私が望んだ2回目の人生とは? この男の正体は?

とうとう消えていた記憶の断片が 急速に繋がりはじめ

自分の若かりし姿が 脳裏に蘇る。

男の正体は 未華子が19歳の時に お別れしたはずの 

ハムスターの ちーすけ君だった!



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難波の鼠さまは 私に 3つの願いを叶えてやると 言ってくれたのです。

「未華子ちゃん 覚えてる? 奈良に行くドラマの事を?」

「もちろん 覚えてるわ。 深夜 寒い中を 朱雀門に集まり撮影したもの」

「あの時 朱雀門に 鼠さまは居たんだよ。 ドラマのお話と思ってたかもしれないけど

 あの儀式で 鯰は沈められたんだよ。 本当にね」


「まさか? あれはドラマの話であって・・・・」

「鼠さまが言うには あれは神獣らが 人間にドラマを演じさせていたというんだよ」

「なんでよ?」

「なんで?と言われても・・・・・

 どうせ だれも 信じないでしょ? 神や幽霊って いわれてもさ」

「そりゃ そうだけど」

「とにかく 未華子ちゃんがあの場で儀式をしたことで 鼠さまは感謝してるんだよ

 それで 鼠さま と 鹿さまは 影ながら未華子ちゃんを そっと見守ってるよ。」

「神様が私を 見守ってるの?」

「そう  だから僕が 未華子ちゃんに寄り添ったとたん 神獣さまに見つかったんだよ。

 あっ この話は さっきしたよね。 ごめんね」

「それは そうと ちーすけ君は 私に何をしたの?」

「1つ目のプレゼントの事?」

「よく分かんないけど 26歳の時の話を教えてくれない?」

「うん。 未華ちゃんの誕生日、僕は いつものように部屋の片隅にいたんだ。

 未華ちゃんは パパさんとママさんとお祝いした後 部屋に戻ったら

 ベットに倒れこんで 泣いてたでしょ。 

 僕 なんで未華ちゃんが泣いてるのか 分からなくて

 何も出来なくて ただ 未華ちゃんに姿無きまま 寄り添ってたんだ」

 
男が話す内容を聞いて やっぱり ちーすけ君なんだと 確信できた。


「そんな時 未華ちゃんが僕を呼んだんだよ。 『ちーすけ君 また逢いたいよ。

 ちーすけ君と 話たいよう』ってね」

「わたしが・・・?」

「僕は びっくりしたよ。 まさか呼ばれるとは思ってもみなかったからね。

 で 思わず 『未華ちゃん!』って 叫んじゃった」

「ちーすけくん絵文字名を入力してください

「そうしたら 僕の声が聞こえちゃったんだよね。 人間の言葉が話せちゃったんだ。

 僕 神様に願ったんだよ。 人間の言葉で未華ちゃんと話せるようにして欲しいって」

「それが 1つ目の願いなの?」

「うん。 ぼくと初めて話せた時 未華ちゃんは 驚いていたけど 後から言ってくれたんだ。

 『ちーすけくんと また話せるなんて 夢みたい。 最高の誕生日プレゼントだわ』ってね」


未華子は、その言葉を 聞いて  かすかに記憶がよみがえってきた。


                                   つづく

   





 



 
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